解説 |
人に助けや配慮を求めたいときには「お願いします」と言いますが、「お願いします」ばかりだと、言葉を知らない人のように見られそうですし、お願いする物事によって、言い換えたいこともあるでしょう。
仕事などで上司や同僚の助けがほしいときの表現に「お力をお貸しください(お力をお借りしたく…)」があります。相手の力を借りたいとき、「助けてください」「手伝ってください」ですと、少し命令口調にも聞こえますが、「お借りしたい」「お貸しください」と言うことで、相手を立てて、お願いするフレーズとなります。
一方、手伝ってもらうときには「手をお貸しください(手をお借りしたく…)」です。ここでの「手」には労力という意味があります。 |